VERTICAL SPACE
国土交通省の統計によると、日本の住まいの建て替え平均年数は約30年。気象や自然災害といった環境条件などに違いはあるものの一度建てた住まいを80〜100年近く利用する諸外国と比べると日本では非常に短い期間で住宅が取り壊されていると言えます。日本の住まいが10年、20年で利用されなくなってしまう最大の理由。それは「モノが増えること」にあると、アイ工務店は考えます。時とともに、大切な思い出の品や持ち物が増えるのは当然のこと。だからこそ、建築段階から収納空間をきちんと計画することが重要です。アイ工務店は、バーチカルスペース/タテを活かした自由設計で快適がずっと続く住まいのかたちをご提案します。
昔描いた絵も、
大好きだったおもちゃも。
思い出を断捨離せずに済む高さ
1.4mのボーナススペース。
リビングやダイニングのそばに、ハーフ収納を。おもちゃをぱっと片付けられる、必要なモノをちょうど良い場所に収納できる。そんな空間が、家族で過ごす毎日にゆとりを生みだします。
床面を一段下げることで生み出される新しい空間。
快適さと利便性を実現します。
リビングに非日常的な風景を与えたり、温度変化の少なさを生かしてワインセラーやパントリーとして使ったり。暮らしの快適さと利便性を高めるスペースです。
空間を、家族を有機的につないで開放感と絆を生みだす
「0.5 階」という選択肢。
上下階をつなぐ階段の途中に、プラスアルファのスペースを。足元窓などを設けたり、オープンスペースにすることで、リビングやダイニングにも視線が通り、家族の気配をいつでも感じることができます。
最上階に、プラスアルファ。
隠れ家スペースで暮らしをもっと楽しんで。
業界最高レベルの屋根断熱を施すことで、ロフトスペースの温度を快適にキープ。季節を問わず、思い思いの使い道を楽しめます。
必要な分だけ、天井高をアップ。
開放感を演出しつつ上階部分のスペースも確保。
開放感が高まる一方で、吹抜をつくると上階の居住スペースが減ってしまいます。必要な分だけ天井高を上げられるハーフ吹抜なら、下階のゆとりと上階の居住空間を両方確保できます。
圧倒的な開放感とたっぷりの採光で
ずっと過ごしたくなる空間に。
リビング・ダイニングの開放感を最大化する吹抜空間も、しっかりとした気密・断熱性能によって冷暖房効率が高いため、夏・冬の空調費用も気になりません。
リビングやダイニングに開放感をもたらし、のびのびとした暮らしをかなえてくれる「吹抜」。アイ工務店では単に上下階をつなぐだけでなく1階部分の床面を下げるダウンフロアや、1階と2階の間に空間を設けるスキップフロアを併用して、ハーフ吹抜空間を設計。開放感を高めつつも、収納スペースや子どもが遊ぶスペースをしっかりと確保することができます。
室内と外をつなぐ場所に設けた0.5 階の土間収納は、収納に困りがちなアウトドア用品をしまっておくのにぴったり。しかも、そとあそびの前日はここで準備ができ、当日、そのまま出発できるので、玄関やリビングを汚す心配もありません。そんな土間収納空間は、まさに“ そとあそびの発進基地”。遊び当日だけでなく、前日の準備や帰宅後の後片付けも楽しい時間になります。
※キッズデザイン賞(主催:キッズデザイン協議会)は、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」、「創造性と未来を拓くデザイン」、そして「子どもたちを産み育てやすいデザイン」というキッズデザインの理念を実現し、普及するための顕彰制度です。
1階・2階といった階層ごとに、タテ空間が分断される。それが、これまでの住まいの常識でした。アイ工務店では、こういった当たり前に捉われることなく、各階にプラスアルファの空間提案を行うことで、空間が持つ可能性を活かしきるプランを提案します。
ハーフ収納やスキップ収納を要所に設計し、タテ空間を細やかに分割した設計を行えることが、アイ工務店の強み。例えば2階建の住宅を5層構造にすることで、暮らしに役立つ収納空間、ボーナススペースを提供します。
2階の居室と小屋裏スペースを一体化させるロフトスペースや、リビングに「あと少し」のゆとりを与える「ハーフ吹抜」など、家族がくつろぐスペースの開放感を高めるアイデアも。タテ空間を自在にデザインすることで、居住性と快適性を両立させます。
家は、土地それぞれに定められた建ぺい率や容積率に則って建てる必要があり、「これ以上広くしてはいけない」という面積の上限が決まっています。一方、高さ1.4m以下の収納空間は、容積率に含まれません。※そのため、限られた敷地に家を建てる場合などにおいても、法規制を守りながらゆとりある暮らしを実現できます。
※自治体によって法規制は異なります。