木の話

アイ工務店だから
実現する
強くて快適な木の家

高温多湿で寒暖の差の激しい、日本の気候・風土に適合した木造住宅。しかし、これまでの木造住宅では耐震性能が低く、耐久性能も低いため、つくっては壊すといった短いライフサイクルでした。アイ工務店では、プレカットによって精密加工された、経年変化が少なく高強度・高耐久なJAS認定の無垢材・集成材を採用。木の持つ強さや優しさを活かしながら、弱点を克服した強くて丈夫な木の家を実現しています。また、木は鉄よりも火に強く、乾燥した状態を保つことで強度を長期間維持できる、といった特性を理解し、対策を施したアイ工務店の木の家が、安心・安全で長寿命なマイホームを実現します。

実は、木は鉄よりも火に強い

一般的に木は燃料などにも用いられることから、火に弱い素材と思われがちですが、実際に燃焼実験を行うと、木は鉄等よりも強度低下が遅いという結果が出ています。木はある程度の厚さがあれば、いったん燃えると表面が焦げて炭化層を形成することにより、内部まで延焼しにくくなります。強度が鉄に比べて低下しにくいため、火災時も燃え進みにくく、結果的に構造体も残りやすくなります。一方、鉄は火災時レベルの熱(800℃以上)を受けると急激に強度が低下して、変形してしまいます。

鉄は約5分でほぼ強度を失いますが
木材は15分経過しても
60%の強度を保っています

木はコンクリートや鉄よりも
強くて長持ち

同じ重さで引っ張り強度を比較すると、木は鉄の4倍、コンクリートの約200倍もの強度があります。コンクリートや鉄は経年変化とともに強度が低下しますが、木は充分に乾燥した状態を保つことで、世界最古の木造建築・法隆寺が証明しているように、大変長持ちします。

木には熱を伝えにくい
断熱効果があります

木は中に熱を伝えにくい空気を多く含んでいるため、コンクリートや鉄と比べて、断熱性に優れています。また、鍋の取っ手に木を使用している事からも分かりますが、木は熱伝導率が大変低く、屋外の温度に影響されにくいため、夏は涼しく、冬は暖かい住まいが実現できるのです。

木の持つ弱点を克服した
高耐久のJAS認定材

従来の木材は、含水率が高かったり、反りやねじれ等の経年変化や、品質にバラツキがあるなど、構造を構成する上での問題点がありました。そこで、充分に乾燥され、品質が均一で反りも少なく、常に一定の強度・性能を長期間発揮する、JAS認定の無垢材・集成材を柱や梁に採用。強くて快適な木の家を実現しています。

木の可能性を高めるプレカット加工

コンピューター制御により、ミリ単位の精密な加工を実現するプレカット加工。充分に乾燥され、品質が均一で反りやねじれの少ないJAS認定材を使うことで、プレカット加工後も変化が少なく、安定した品質の施工を実現。また、集成材は含水率が低いため腐朽菌や白蟻にも強く、高い耐久性も実現しています。

木は湿度を調整する天然素材のエアコン

木は製材後も調湿作用があります。木の家では湿度が高いときは湿気を吸収し、周囲が乾燥すると適度な水分を放出して、室内の湿度を調整してくれます。つまり、木は天然のエアコンのような働きをしてくれます。

一般的な角材1本分でビール瓶
2.5本分の水分を保有し
0.5〜1本分で湿度を自動調節

木はCO2の排出が少なくすむ環境に優しい素材

木は光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素へ分解してくれるだけでなく、木材に加工された後でも、吸収した二酸化炭素をストックしており、燃焼されるまで放出しません。また、木材は伐採して製材するだけでほぼ建材として使用できます。二酸化炭素や二酸化硫黄の排出・燃料や水をたくさん必要とする鉄やアルミ製品と比べると、大変環境にも優しい素材なので、木の家を長期利用することは、CO2排出量を抑える事につながります。

アイ工務店の家づくり