「上下の行き来がない日々の暮らしやすさや将来のことを考えて、平屋にしたい」とお考えだったAさん。プランづくりでも、キッチン横をダイニングスペースにして動きをコンパクトにしたい、動きがスムーズになる回遊動線を採り入れたいなど、暮らしやすさを意識したご要望が出てきました。そこで、何かと慌ただしい朝の身支度がストレスなくできるように、あえてパントリーを小さくして、キッチン近くにドレッサーコーナーを設けることをご提案。「家族の動線がかぶらないので暮らしやすい」とお喜びいただいています。
DATA
延床面積:97.30m²(29.4坪)
敷地面積:384.85m²(116.4坪)
竣工年月:竣工年月
勾配天井を活かしたリビングは、平屋であることを忘れてしまいそうなほど開放的。棟違い屋根にすることで、リビングの高い位置に窓を設けることができました。
テレビボードの後ろに外壁材を用いるなど、既成概念にとらわれない内装になっています。
朝は、キッチン横のドレッサーコーナーでサッと身支度ができます。パントリーの横から洗面を通って玄関につながります。
飾り柱がナチュラルさを漂わせる玄関は、奥行きを持たせたことで、実際の面積以上に広く感じられます。
リビングから出入りできるテラスは、お酒を飲んだり、バーベキューをしたりと、活用いただいています。
外観でこだわられたのは立体感。棟違い屋根にして、バランスのいいシルエットを創り出しました。